一尾ずつ袋に詰め、真空(脱気)包装します
その後、アルコール凍結機を使用して急速凍結
伊勢海老を【凍眠】させます
(設定温度:-25℃~-30℃、凍結時間:1時間半)
厚さ4~5㎝程度でしたら、約20~30分ほどで凍結を完了できます
包装しているため、直接アルコールに触れず、液体凍結してます
液体凍結とは、パックした食品を-30℃の液体(アルコール)で冷凍するシステムです
通常の冷凍庫は「冷たい空気」で冷凍しますが、凍眠は「冷たい液体」を使って冷凍します
冷凍において重要なポイントは「熱を奪うチカラ」
冷気に比べ、液体は熱伝導率が非常に高いといった特徴があります
アルコール凍結の驚異的なスピード
なんと!通常冷凍の20倍もの速さです!
そして、氷の結晶が非常に小さいため商品の細胞を壊さず瞬間凍結するため、
ドリップがほとんど出ず、獲れたての味を再現できます
通常冷凍 アルコール凍結
通常の冷凍機で凍結した活魚などは氷の結晶が細胞よりも大きく、
細胞そのものが破壊されてしまい、解凍後にドリップとして旨味成分が流れ出てしまいます
結果、魚介類本来の旨みと食感を損なってしまいます…。
が、しかし!
弊社推奨、究極の冷凍技術を用いれば細胞を壊さず、瞬間凍結できるため、
ほとんどドリップが出ず、伊勢海老の獲れたての旨みと食感をそのまま味わうことが可能です
上記画像は蟹ですが、海老と同じく甲殻類のため繊維質はほぼ同じです
黄色で囲った部分は通常冷凍を解凍したモノで身が少し縮んでいます
右の画像はアルコール凍結の蟹ですが、凍結前と変わらず身がギッシリです
ちなみに筆者はアルコール凍結の「凍眠」を「冬眠」と勘違いしており、
解凍すれば、また生き返ると思い込んでました…。
そんなバカなッ!思い込みって致命的ですよね…。w
以上、纏めてみましたが、こういう系は全くの素人でして…。
文字の大きさを統一できず悪戦苦闘しましたが、どうぞご容赦ください ^^;;